国分寺市障害者地域自立支援協議会ニューズレター令和5年9月号

音声ガイド用、ワード原稿
国分寺市障害者地域自立支援協議会ニューズレター
第13号2023年9月発行

本誌は、平成29年10月の創刊以来、年2回発行しています。
国分寺市障害者自立支援協議会は、障害者自立支援法(現・障害者総合支援法)に基づき平成19年1月に条例設置され、平成28年10月に再編、国分寺市障害者地域自立支援協議会(要綱設置)として、障害のある人もない人もともに自分らしく暮らせる地域づくりの実現を目指しています。会議は原則公開、市のホームページに議事録を公表します。

(タイトル)一歩踏み出してみようか!? 特集 地域活動支援センターⅠ型/Ⅲ型(地域生活支援事業)

<表紙>では、ビーパス(社会福祉法人アンビーの就労継続支援B型事業所)をご紹介します。
表紙の画像 はちようれんげドーナツと七重塔フィナンシェ

記事1
ビーパス サービス管理責任者 山本 千晶
平成18年(2006年)に開所したビーパスでは、障害のあるかたが、ものづくりを通して地域で働き、洋菓子、乾燥野菜・果実、石けん、裂き織り、染物、陶芸、ビーズ製品等を制作しています。
平成20年に開始した洋菓子部門では、市内の農家が生産する「こくベジ」を積極的に活用したお菓子を販売。今では、無添加の石けんとともに「国分寺ブランド」に認定されて、市民に長く愛される商品となっています。
ビーパスでは、お客さまに満足していただけるように“きらりと光るものを丁寧につくりたい”と一人ひとりの力が存分に発揮できる作業を見出しながら、誰もがイキイキと自信を持って仕事に取り組んでいます!

製造直売所:国分寺市西元町3-6-14  電話:042-359-4555 営業時間:午前10時から午後6時まで
定休日:日曜・祝日 国分寺マルイ店:営業時間:午前10時から午後8時30分まで

ビーパスの掲載写真キャプション
・毎月8日10時から、アンビーフェアを開催!
・東京たまつくり小町石けん
・野菜を網に並べて乾燥機に入れる
・みかん、いちご、のらぼう菜、小松菜、にんじん、ねぎ
・国分寺産の果実と野菜重量は10分の1に圧縮され、栄養価は凝縮されます。みそ汁やスープなど手軽に野菜をプラスできます。
・国分寺産の乾燥みかん
QRコード2つあり。
社会福祉法人アンビーウェブサイト https://annbee.or.jp/
国分寺 洋菓子販売 アンビーウェブサイト https://annbee-sweets.com/index.html

国分寺市が市内の妊婦を対象にお渡ししている、育児パッケージに入る乾燥野菜は、上記の事業所ビーパスが製造した商品です。原料となる野菜は、市内の清水農園の地元野菜(こくベジ)が使われているとのことで、お話しを伺ってきました。

記事2
お客さまが次々と立ち寄って、外で作業をする農園の人に気軽に話しかけていく。活気があるマルシェのような和気あいあいとした雰囲気が心地よい。
清水農園の清水ケイ子さんは、「農家の仕事は決して楽ではないが、国分寺の人脈で苦労したことはないわ」とお話される。「ご縁がつながってネットワークが広がり、アンビーのお仕事へと続いた」、「乾燥野菜は、秋から冬の野菜の甘味を凝縮した保存食として、妊婦さんにも手軽に活用いただける」とのこと。
江戸時代から続く「こくベジ」の美味しさを存分に味わいたい!

清水農園 直売所
国分寺市北町5-8  電話:042-322-2042
営業時間:午前10時から12時、午後2時から5時頃まで(不定休)
QRコードあり。清水農園ウェブサイト https://kokuvege.jp/direct/

掲載写真:清水農園の看板、直売所、清水ケイコさんの各画像

記事3
国分寺市健康部健康推進課 地域保健係より
国分寺市では、市内在住の妊娠中の人を対象に「ゆりかご・こくぶんじ面接」を実施しています(オンライン可)。
アプリ「ぶんじ子育てナビ」(24時間受付)または電話:042-321-1801で予約ができます。月曜から金曜:午
前8時30分から午後5時まで面接終了後、妊娠期や育児に役立つ育児パッケージに国分寺産の商品(乾燥野菜)
が入っています。

<特集記事の内容>
(タイトル)身近なコミュニティで、体験の機会に触れてみよう!

参考・厚生労働省Webサイト平成18年厚生労働省令
地域活動支援センターとは、障害者総合支援法 第77条第1項第9号を根拠とする、障害者が自立した日常生活または社会生活を営むことができるよう、相談支援や日中活動の場の提供をはじめとする必要な支援を行う施設です。目的によって、Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型にわかれています。
利用にあたっては、受給者証は必要ありません。

Ⅰ型:職員数3名以上で、精神保健福祉士等の専門職員を配置すること。利用者数は、1日概ね20名以上で、事業内容は、基本事業である①相談支援、②日中の活動の場の提供、③地域で生活するために必要なことを学ぶ講座やプログラム、④地域との交流を通じた障害理解の促進と、機能強化事業である相談支援事業・ボランティアの育成・障害についての普及啓発活動です。
Ⅱ型:職員数3名以上で、利用者数は、1日概ね15名以上、事業内容は、基本事業と①機能訓練、②社会適応訓練、③入浴等サービス等です。
Ⅲ型:職員数2名以上で、利用者数は、10名以上、事業内容は、基本事業と援護事業の実績が概ね5年以上あり、安定的に運営できていることが条件となっています。

地域活動支援センター虹、地域活動支援センターⅠ型
住所:国分寺市戸倉4-14 福祉センター内
電話:042-324-7475
開所日時:月曜から金曜日、午前9時から午後4時まで(昼休憩12時から13時)、
登録制
運営:社会福祉法人けやきの杜
QRコードあり ウェブサイト https://www.keyakinomori.or.jp/
戸倉の福祉センター1階で、主に、宅配寿司の箸・醤油等の袋詰めや、チラシの丁合いなど、地域の事業者からの受注作業を中心に活動を提供しています。週1回から無理なく利用が可能で、作業時間に応じて、工賃をお支払いします。昼食は、持ち込みも可能ですが、バランスの良い食事の提供もしています。定例プログラムはありませんが、午後3時から茶話会を開き、皆でおやつを食べながら一息つく時間を設けています。その他、音楽鑑賞やカラオケなどのプログラムを取り入れながら、利用者の状況に応じて、気軽に出入りできる居場所を目指しています。相談員がいるので、困りごと等の相談もできます。日中の居場所を求めているかた、仕事を始める準備を少しずつ進めていきたいかたなど、ぜひご利用ください。

地域生活支援センタープラッツ、地域活動支援センターⅠ型
住所:国分寺市南町3-4-4
電話:042-359-2440
開所日時:月曜・火曜・木曜・金曜・土曜日。第1、3の日曜日、午前10時から午後7時まで
(年額1200円、月に100円)
運営:社会福祉法人はらからの家福祉会
QRコードあり ウェブサイト http://www.harakaranoie.com/
精神障害のかたを専門とした地域密着型の施設です。市内の生活や就労に関する情報収集や福祉サービスの利用に関する相談もできます。プログラムは、未登録のかたでも参加いただけるものもあり、午後1時から4時の間は交流室に職員がいます。国分寺駅からアクセスしやすい立地にあるので、お気軽にお立ち寄りください。
プログラムは、楽しく交流することを目的に、月次プログラム(お茶会・プラッツ食堂・カラオケ・外出など)と年次プログラム(旅行・祭り参加など)があります。詳しい内容は、「プラッツ通信」、毎月末頃に発行・ウェブサイトに掲載してお知らせします。

地域活動支援センターつばさ、地域活動支援センターⅠ型
住所:国分寺市泉町2-3-8 国分寺市障害者センター内
電話:042-321-1136
開所日時:月曜から土曜日、第2・第4、日曜日、午前9時から午後7時、登録制
運営:社会福祉法人万葉の里
QRコードあり ウェブサイト https://www.manyounosato.or.jp/
障害のしゅべつによらず、相談窓口と、日中活動の機会を提供しています。生活にいろどりをそえるプログラム活動や、季節のイベントの開催、また、地域のイベントへの参加を通して、地域の中で活動していくことを大切にしています。いろいろな体験を一緒にしていきましょう。
<令和5年度プログラム・メニュー>
※以下、登録が必要なプログラム
■健康体操   (毎月第1・第3月曜)
■あーとサロン (毎月第1・第3火曜)
■パソコン広場 (毎月第2・第4火曜)
■交流サロン(自分のペースで過ごせる場)
■プレイス(レクリエーションや学びの場)
■WRAP(病気との付き合いかたを学びあう場)
※以下、登録必要なし、要申し込みのプログラム
■ハンドクラフトクラブ(創作や簡単な裁縫など)
■いきいきプログラム(気軽に体を動かす 太極拳など)
■たがやし隊(畑作業)

その他、不定期でイベントを開催しています。詳細は、「つばさだより」ウエブサイト掲載)、もしくは、つばさまでお気軽にお問合せください。

地域活動支援センターほんだ・こだま(地域活動支援センターⅢ型)
喫茶ほんだ
住所:国分寺市本多1-7-1 本多公民館1階
電話:042-326-2246
活動時間:月曜から土曜日・祝日、午前10時から午後5時まで

喫茶こだま
住所:国分寺市光町1-46-8 ひかりプラザ1階
電話:042-571-0071
活動時間:月曜から金曜日・祝日、午前10時から午後4時半
運営:NPO法人国障連喫茶

ひかりプラザと本多公民館で喫茶事業をしています。就労を通して社会との繋がりを大切にしています。お店では、盛り付けや接客の仕事から自信や自立心を高めています。
シフト制のため、働く日数や時間数は、一人ひとり違いますが最低賃金をめざして働いています。
https://www.city.kokubunji.tokyo.jp/shisetsu/hoken/shougaisha/1015236.html
喫茶こだまウェブサイト:
https://www.city.kokubunji.tokyo.jp/shisetsu/hoken/shougaisha/1015237.html

(タイトル)自立支援協議会のニュース
(小見出し)全体会の開催日程
令和5年10月20日金曜、午前9時30分から12時まで
令和6年3月26日火曜午前9時30分から12時まで
全体会と各専門部会はどなたでも傍聴できます。詳細は、国分寺市公式ホームページより、ご確認ください。ページ番号1014750

(タイトル)基幹相談支援センターの研修のお知らせ
研修のお問い合わせは、基幹相談支援センター電話042-320-1300までお願いします。
対象は、市内の支援者のみ、要申し込み
(小見出し)ネットワーク研修Ⅱ(高齢・障害)
開催日:令和5年11月24日金曜
時間:午後3時から5時まで
会場:ココブンジプラザリオンホールにて
講師:白石 弘巳先生(なでしこメンタルクリニック院長)

(小見出し)支援者向け虐待防止研修、各支援団体の虐待防止研修としてご活用ください。
開催日:令和5年12月7日木曜
時間:午後6時15分から8時15分まで
会場:ココブンジプラザリオンホールにて(同時配信あり)
講師:木下大生 先生、武蔵野大学 人間科学部 社会福祉学科 教授

(小見出し)ネットワーク研修Ⅲ(児童)
開催日:令和6年2月1日木曜
時間:午前9時30分から12時まで
会場:ココブンジプラザリオンホールにて
講師:吉川かおり先生、明星大学 人文学部 福祉実践学科 教授

(タイトル)第47回国分寺市障害者(児)運動会・お楽しみ会
日時:令和5年10月7日土曜、午前10時から12時まで
場所:市民スポーツセンター体育館にて
主催:国分寺市
実施主体は、受託団体
参加費無料

(タイトル)令和5年度障害者週間行事
障害のある人もない人も、ともに楽しめるイベントが盛りだくさんです。ぜひ一緒に楽しみましょう。
日時:令和5年12月1日金曜から7日木曜まで。午前11時から午後7時30分まで
(小見出し)販売会開催
日時:12月1日金曜から7日木曜まで
午前11時から午後7時30分まで
場所:セレオ国分寺1階ぶんじマーケットにて

(小見出し)さまざまなワークショップを開催
日時:12月2日土曜、3日日曜
午前11時から午後3時30分(最終受付)
場所:セレオ国分寺9階にて

(小見出し)その他、ニコニコアート展や作品展示も開催します
12月3日日曜、午後1時から4時(予定)
午後12時30分会場
ココブンジプラザリオンホールにて「ミニ手話講座・笑いと歌の会」開催

(タイトル)視覚障害者向け対面朗読者派遣事業について
(小見出し)よみよむサービス
市内在住で、視覚障害の記載のある身体障害者手帳をお持ちの市民のかたが対象です。本、新聞、手紙、説明書、契約書などを読むサービスです。利用料は、無料。
詳細は、下記へお問い合わせください。
国分寺市障害者センターつばさ 電話:042-321-1136

<奥付>
本誌は、国分寺市内の障害福祉サービス等の支援者に向けて記事を構成しています。
利用者と共に本誌を手に取ってご高覧いただき、利用者に必要な記事を共有ください。
ウェブサイトにも誌面を掲載しております。ご活用ください。
今後の誌面づくりのために、ご意見・ご感想を事務局までお寄せください。

(スマフォのイラスト)
視覚障害のある方のために、誌面の本文をワードテキストで、ウェブサイトに掲載しております。

発行
国分寺市障害者地域自立支援協議会ニューズレター第13号
令和5年(2023年)9月発行
発行:国分寺市障害者地域自立支援協議会
編集:国分寺市障害者地域自立支援協議会事務局

問い合わせ先:2カ所

国分寺市福祉部障害福祉課
郵便番号185-8501東京都国分寺市戸倉1-6-1
電話:042-325-0111、ファックス:042-324-6831

国分寺市障害者基幹相談支援センター
郵便番号185-0002東京都国分寺市東戸倉2-7-26ココ・ジャム2階
電話:042-320-1300、ファックス:042-313-8823

印刷:社会福祉法人東京コロニー
この冊子は、環境に優しい原材料を使用しています。

以上。