国分寺市障害者地域自立支援協議会ニューズレター令和7年3月号

音声ガイド用、ワード原稿

国分寺市障害者地域自立支援協議会ニューズレター第16号、2025年3月発行

本誌は、平成29年10月の創刊以来、年2回発行しています。第11号から誌面デザインを刷新し、表紙で市内の事業所等のご紹介をしています。「国分寺市障害者自立支援協議会」は、障害者自立支援法(現・障害者総合支援法)に基づき条例設置されました。平成28年10月に再編され、「国分寺市障害者地域自立支援協議会」として要綱設置され、障害のある人もない人ともに自分らしく暮らせる地域づくりの実現を目指しています。会議は原則公開とし、市のホームページ上に、議事録を公表しています。

<表紙>(タイトル)知って 広げて はじめてみよう!  特集 共生型サービス

16号ではさつき共同作業所 社会福祉法人はらからの家福祉会、就労継続支援B型事業所をご紹介します。

表紙の写真は、さつき共同作業所が製作した陶芸作品です。

さつき共同作業所 サービス管理責任者 作道 康介(つくりみち こうすけ)より ご挨拶。

さつき共同作業所は、利用者がそれぞれの目的や希望を叶えるために、あるいはそれを見つけるために、自分の障害と向き合いながらさまざまな取組をしています。いろいろな思いを持ち、いろいろな課題を持ち、さつきというひとつの場所にかよっています。

さつきでの取組のひとつに『陶芸』があります。

お客さんのことを考えて心を込めて作ること。みんなで協力しながらひとつのものを手がけること。真剣に、楽しく、ときには悩んだりつまずいたりしながら、できあがっていく陶芸品。そこには、自分たち自身の取組が重なっています。

さつきの陶芸品は、色とりどりで心温まる、眺めているとちょっぴりほっこりしてくるような作品となっています。これからもたくさんのかたにお使いいただけるよう、販売の機会を増やしていきたいと思っていますので、何かございましたらお気軽にお問い合わせください。(電話042-326-3775)

掲載写真キャプション

・陶芸作品

・製作風景

・販売風景

さつき共同作業所とコラボ事業をおこなっているくにたち野菜しゅんかしゅんかさんよりメッセージをいただきました。

弊店は、株式会社エマリコくにたちが運営する地元野菜の直売所です。地域の農家さんと直接契約を結び、新鮮なとれたての野菜を自社で集荷し販売しています。学生時代に系列店でアルバイトをしてくれていたかたが、スタッフとしてさつき共同作業所に勤めていることがこの取組のご縁になりました。
作業所のメンバーのみなさんが生み出すちいさな陶芸は、こんなに可愛いものが直売所で買えるなんて!とお客様に喜んでいただいています。福祉フェアなどのイベントだけではなく、地域のさまざまな場所で、作業所で作られた品物が手に取られる機会を増やすことでよりいっそう市民と作業所、メンバーさんとのつながりを深めるきっかけになればいいなと思っております。現在は旬の野菜をあらわしたブローチの販売が主ですが、今後は四季の野菜にぴったりなお皿など、さまざまな陶芸を取り扱う予定です。お近くにいらした際は、ぜひお立ち寄りください。

くにたち野菜しゅんかしゅんか 店長 岩田野花

掲載写真キャプション

・ブローチ野菜のシリーズ

<特集記事> マップ付(タイトル)なじみのある場で、安心の毎日を。

(小見出し)共生型サービスとは、

・介護保険サービス事業所が、障害福祉サービスを提供しやすくする。

・障害福祉サービス事業所が、介護保険サービスを提供しやすくする。

ことを目的とした指定手続きの特例として、平成30年に設けられた制度です。

この特例により、同一事業所において、介護保険サービスと障害福祉サービスの両方を提供することで、

・65歳以上になっても、同一事業所を継続利用できるようになる。

・高齢者・障害者とも、利用できる事業所の選択肢が増える。

・「介護」や「障害」といった枠組みにとらわれず、多様化・複雑化している福祉ニーズに臨機応変に対応することができる。

・地域共生社会を推進するためのきっかけとなる。

・人口減少社会にあっても、地域の実情に応じたサービス提供体制整備や人材確保を行うことができる。

各地域で発生している課題の解決や掲げている目標到達の一助となることが期待されている事業です。

以下、市内の3つの事業所の概要を表にして紹介しています。

<市内共生型事業所>

  • 社会福祉法人けやきの杜 小規模多機能むさし

【住所】東京都国分寺市戸倉4-41-1

【電話】042-316-8246

【HP】www.keyakinomori.or.jp/

【開所曜日】年中無休(年末年始は通所サービス休み)

【サービス提供時間】午前9時~午後4時

【対象者】40歳以上(2号被保険者)65歳以上(1号被保険者)の介護認定のある方、及び18歳以上の生活介護事業の受給者

【利用定員】15名

【活動内容】活動プログラム(ラジオ体操、高齢者向けの各種体操やゲーム、頭の体操、外気浴、散策、塗り絵などの創作活動など。)

※一般浴槽での入浴サービスあり

お一人おひとりの思いを大切に「私が主人公の暮らし」を支援します。顔なじみのスタッフが対応します。小規模な施設なので、ご利用の皆さまにはゆっくりとお過ごしいただいています。認知症状のある方もない方も、障害のある方もない方も、皆さまが自分らしく楽しく過ごしていただけるよう、スタッフ一同務めております。

ぜひ一度、見学にお越しください!

②一般社団法人一粒福祉会デイオアシスまほろば

【住所】国分寺市富士本2-18-13

【電話】042-505-8419

【HP】https://hitotubufukusikai.jimdofree.com/

【開所曜日】月~金曜日(祝日も運営しています。年末年始はお休みです。)

【サービス提供時間】午前8時50分~午後4時10分

【対象者】高次脳機能障害、失語症者、身体障害者、精神障害者、知的障害者、難病者

【利用定員】10名

【活動内容】障がい高齢者のデイサービス・デイオアシスまほろばの運営

障害者生活介護事業(共生型)・デイオアシスまほろばの運営

まほろば地域カフェ シュシュの運営

障がい者の余暇活動支援

デイサービスボランティアグループの運営

デイオアシスまほろばは、普通の民家で運営する小さなデイサービスです。介護保険利用のかた、障害のかたも利用できます。少人数の良さをいかして、創作活動や作品の販売会、ジャムづくり、企業からの作業の受注などを行い、楽しく、主体的に活動できる場を目指しています。国分寺市身体障害者福祉協会のご協力も得て、地域の失語症の当事者の会や、サークル活動、外出活動などの余暇、地域の皆さんが集まる場、勉強会、地域カフェシュシュの運営などさまざまな活動をおこなっています。

  • 一般社団法人介護グループふれあい 生活介護事業所SUN salon(サンサロン)

【住所】国分寺市西町5-29-2

【電話】042-505-7977

【HP】https://fureaikaigo.com/

【ブログ】https://sunsalon.exblog.jp/

【開所曜日】月、火、水、木、金、土、祝

【サービス提供時間】午前9時~午後5時

【対象者】身体、知的、精神、難病すべての障がいのかたを受け入れています。

【利用定員】20名

【活動内容】

<作業内容>野菜の仕分け、袋詰め、販売、缶バッチ制作、チラシ折り等。

<活動>外出イベント、創作活動、機能訓練、ゲーム

個性に合ったお仕事、入浴ができる生活介護です。

アットホームな雰囲気のなか、「安全、健康、楽しく」を大切に、皆でたくさん遊んでたくさん働いています。看護師が毎日常駐し、体調管理や健康相談、機能訓練を行います。自力で通所が難しい方には、送迎サービスを行います。

外出したり、入浴したり、運動したり、仕事したり、当たり前のことを皆で楽しんで行える生活介護を目指しています。

ぜひ気軽に見学にいらしてください。

(タイトル)国分寺市新庁に舎移転しました

令和7年1月より国分寺市役所が泉町に移転しました。

隣接する都立武蔵国分寺公園とつながる多目的な機能を持つ広場を有し、敷地周辺にゆとりをもたせた建物配置となっています。外観は「木漏れ日グリーン」をカラーコンセプトとして、周辺環境にあわせた豊かな表情が感じられるものとなっています。フロア構成は、窓口機能を1・2階に配置して市民の利便性を高め、中層階は災害発生時に各部門が連携して迅速な対応ができる配置としています。

1階メインエントランス側にはコンビニエンスストア、1階ぶんぶん広場側には本多図書館市役所分館が設置されています。また、来庁時に不安やストレスを感じた際に気持ちを落ち着かせたり、パニックを未然に防ぐための場として1・2階にはカームダウン・クールダウンスペースが設けられています。

詳細は国分寺市ホームページをご覧ください。ページ番号 1033308

掲載写真キャプション

・市役所新庁舎外観写真

地図イラスト

・新庁舎1階フロアマップ

・新庁舎2階フロアマップ

・新庁舎アクセス

新庁舎所在地 〒185-8501 東京都国分寺市泉町二丁目2番18号

新庁舎までのアクセス

・JR中央線・武蔵野線西国分寺駅南口から徒歩10分

・京王バス(国分寺駅南口より総合医療センターいき)「いずみプラザ前」バス停下車徒歩2分

・ぶんバス(日吉町ルート、万葉・けやきルート、北町ルート)は新庁舎正面に停車※「西国分寺駅北」バス停、「国分寺駅西」バス停から乗車可

(タイトル)障害福祉課(2階) にダイヤルイン番号が設置されました

  • 障害者計画、障害者差別解消等に関すること 042-312-8629
  • 障害福祉サービスの支給決定等に関すること 042-312-8630
  • 身体・愛の手帳、手当、難病に関すること 042-312-8631
  • 精神手帳、障害福祉サービスの利用相談に関すること 042-312-8632

(※電話番号のお掛け間違いにご注意ください)

(タイトル)自立支援協議会のニュース

全体会と各専門部会はどなたでも傍聴できます。詳細は、国分寺市公式ホームページより、ご確認ください。ページ番号 1014750

 

本誌は、国分寺市内の障害福祉サービス等の支援者に向けて記事を構成しています。

利用者と共に本誌を手に取ってご高覧いただき、必要な記事を共有してください。

市のウェブサイトにも誌面を掲載しております。ご活用願います。

また今後の紙面づくりのために、みなさまよりご意見、ご感想を下記の事務局までお寄せいただけますと助かります。

視覚障害のある方のために、誌面の本文をWordテキストでウェブサイトに掲載しております。

発行:国分寺市障害者地域自立支援協議会ニューズレター№16、令和7年(2025年)3月発行

発行:国分寺市障害者地域自立支援協議会、編集:国分寺市障害者地域自立支援協議会 事務局

問い合わせ先:2カ所

国分寺市福祉部障害福祉課:郵便番号185-8501東京都国分寺市泉町二丁目2番18号電話:042-325-0111、ファックス:042-324-6831

国分寺市障害者基幹相談支援センター:郵便番号185-0002東京都国分寺市東戸倉2-7-26ココジャム2階、電話:042-320-1300、ファックス:042-313-8823

印刷:社会福祉法人東京コロニー、この冊子は、環境に優しい原材料を使用しています。

以上。