福祉職の性支援と多職種連携~今なぜ、学ぶ必要があるのか?~
令和4年度の研修について
昨年度に引き続き、笹渕真子さんを講師にお迎えし、現代の性教育を知り、今ある課題をなくすことではなく、どのように受け止め、対応していけば良いか、福祉職としてできる支援や多職種連携について、一緒に考える機会とします。
性教育とは、子どもたちが自分の心と身体について知り、大人に向かっていく意識を育てていくことであり、同時に、生命、人権、人格の尊重を根底にした生き方の教育でもあります。そのことを踏まえ、市内の支援者同士が分野を超えてともに学び、子どもへの支援の視点を共有し、支援者同士の顔の見える、協力、連携し合える関係づくりにつなげたいと思います。
子どもの支援に関わる支援者はもちろん、グループホーム等の成人の支援に関わる事業所の皆様もご参加いただけます。この機会にぜひご参加ください。
開催概要 ※受付は終了しました。
- 日時:令和5年2月21日(火)午前9時30分 ~ 正午12時
- 会場:cocobunjiプラザリオンホール(JR中央線「国分寺駅」北口直結)
- 定員:60名
- 参加費:無 料
- 参加対象:市内相談支援事業所、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス事業所、学童保育所、保育園、学校、児童館、行政機関、障害福祉サービス通所支援事業所、共同生活援助事業所、その他福祉教育関係者
- 主催:国分寺市障害者基幹相談支援センター(国分寺市委託事業)
- 協力:株式会社TENGA
講師プロフィール
笹渕 真子氏
東京都教育庁 都立学校教育部 学校健康推進課 課長代理
養護教諭として23年間勤務し、うち20年間は特別支援教育に関わる。現在は、東京都におけるプレコンセプションケアの施策に従事し、若い世代のヘルスケアの推進や、特別支援学校での性教育の充実、現場の養護教諭とともに産婦人科の学校医の支援を受けられる環境づくりに挑戦中。障害の有無に関わらず「性」を楽しむこと、その環境を提供できる社会には、一人でも多くの理解者が必要だと感じている。
木村 利信氏
株式会社TENGA 就労支援施設「able!FACTORY」施設長
文教大学卒業後にエンジニアになるが、高校時代の友人の交通事故がきっかけとなり、障害者福祉施設でボランティアを始める。
以後障がい福祉に20年以上従事。特に障害者の就労支援を中心に活動を行ってきた。
現在は、各種委員会の委員の仕事と法人の仕事をしながら、エンジニアの経験を生かし、福祉機器の開発などを行なっている。
実施報告
- 令和4年度国分寺市相談支援スキルアップ研修ネットワーク研修Ⅲ実施報告書(ファイルサイズ:1.06MB)のダウンロード
- TENGAコーポレートサイトの参加レポートに移動(外部リンク)
- able!FACTORYの参加レポートに移動(外部リンク)
able!FACTORY(エイブル・ファクトリー)とは
株式会社TENGAが運営する就労支援施設です。就労継続支援B型事業所として、障がいのある方に就労機会を提供するとともに、アパレル制作、PCリペア、カフェ運営などの多様な仕事を通じて、就労訓練などの福祉サービスを提供されています。(able!公式サイトに移動(外部リンク))