お知らせ｜就労継続支援Ｂ型のTips

標記の件、就労継続支援B型のTipsです。

就労継続支援B型は、事業所の特色や利用者のニーズに応じて、以下の４つの分類に分けられます。

【訓練型】就労や生産活動に重点を置き、一般就労への移行を目指す場合や、就労能力の向上や維持を目的とする場合に適しています。利用者は、事業所の指導員や職員から、作業の方法や技術、職場でのマナーやコミュニケーションなどを学びます。

【通所型】就労や生産活動に加えて、日常生活や社会生活の支援を行います。利用者は、事業所の指導員や職員から、入浴や排せつ、食事などの介護や、家事や買い物などの生活支援、趣味やレクリエーションなどの創作的活動の機会を提供されます。

【居場所型】就労や生産活動よりも、日常生活や社会生活の支援に重点を置きます。利用者は、事業所の指導員や職員から、安全で安心な居場所を提供され、自分のペースで活動できます。また、地域や他の利用者との交流や協働を促進します。

【総合型】就労や生産活動、日常生活や社会生活の支援を総合的に行います。利用者は、事業所の指導員や職員から、個別支援計画に沿って、自分の目標や希望に応じたサービスを受けます。また、利用者の状況やニーズに応じて、訓練型、通所型、居場所型のいずれかに移行することもできます。

就労B型の事業所は、訓練型、通所型、居場所型、総合型の4つの分類に分けられますが、これらの分類は必ずしも明確に区別されているわけではありません。事業所によっては、複数の分類にまたがるサービスを提供している場合もあります。

相談支援専門員の皆様が感じた事業所の特徴を４分類でお知らせいただけましたら、基幹の作成した事業所情報（Googleマップ）に反映させていただきたいと思います。いつでもお気軽に情報提供を宜しくお願いいたします。

余談ですが、平均工賃から分類を予測する方法がインターネットで紹介されていました。居場所型は平均工賃より工賃が低く、訓練型は平均工賃より工賃が高くなる傾向があるそうです。
ちなみに、令和３年度の平均工賃（月額）は16，507円（厚生労働省資料）でした。