国分寺市障害者地域自立支援協議会ニューズレター令和4年9月号

国分寺市障害者自立支援協議会ニューズレター
第11号 2022年9月発行 (年2回発行)

以下、音声ガイド用、ワード原稿
<表紙>
(タイトル) ライフステージをともに ! 特集 ひろがる 相談支援専門員のつながり

表紙では、社会福祉法人 ななえの里 就労継続支援B型 ともしび工房 をご紹介します。

所長、八橋 ひろし より、ご挨拶。
国分寺創建時の七重塔にちなみ、法人名を「ななえの里」と命名、
平成3年に身体障害者通所授産施設「ともしび工房」を開所しました。
現在、法人の施設内の売店「ハッピースマイル」と本多公民館内の売店の運営をしています。
事業としては、溶岩窯を使用したパンとお菓子の販売を中心に、
リサイクル品の品質チェックや値段付け、清掃の委託業務、企業等からの受注作業、印刷作業、木工品、クラフト品の制作、植物の育成など、和気あいあいと作業をしています。
何かございましたら、お気軽にお問い合わせください。電話:042-324-7071
ツイッター、フェイスブック、ホームページの各キューアールコードの掲載あり。

表紙に掲載された写真のキャプションの紹介

  • ともしび工房の外観
  • コロールのパン、レザンノアが逸品
  • 手作りのエコバック
  • 売店は、のみのいち のような店内、掘り出しものが見つかるかも、布地も販売しています
  • 今年もクリスマスのお菓子の家のキットを販売、予約は11月末頃に開始します。

コロールのパン販売場所と時間表

  • ともしび工房(所内)火曜日から金曜日の10時から15時
  • 光公民館、火曜日の11時頃から13時
  • けやきスポーツセンター、水曜日、10時半頃から11時半
  • いずみプラザ、水曜日、12時頃から13時
  • 福祉センター、金曜日、10時半頃から11時半
  • 市役所駐車場、金曜日、12時頃から13時

各所、売り切れた時点で終了となります。ご了承ください。

国分寺障害者施設お仕事ネットワークで開催した「夏のスイーツ アンド ハンドメイドフェア2022 」に会場をご提供くださいました企業様よりメッセージをお預かりしました。
以下、メッセージを紹介します。

ミーツ国分寺 スタッフ一同さまより
西街区「ココブンジ ウェスト」の1階から4階に入っている「ミーツ国分寺」は、三越伊勢丹による地域密着型の商業施設です。三越伊勢丹グループの企業理念のひとつである、
「社会に対する企業の責任として、社会の様々な課題に向き合い、企業活動を通じてその解決に貢献することで、関わりのあるすべての人々の豊かな未来と、持続可能な社会の実現に向け役割を果たしていきます。」という、サスティナビリティ基本方針があります。
商業施設として地域の文化や伝統、名産品をご紹介するなど、人と地域をつなぐ取り組みを推進し、運営するそれぞれの施設で大切な取り組みとしています。
国分寺に暮らすみなさまに安心してお買い物をしていただく、ゆとりと潤いのある時間を過ごしていただけるようにすることが、ミーツ国分寺としてのわたくしたちの役割と考えておりますので、
7月の3日間限定で開催した「夏のスイーツ アンド ハンドメイドフェア2022」をミーツ国分寺3階で開催いただき、地域のみなさまに取り組みを知っていただくお手伝いができたと、大変うれしく思います。引き続き新たな取り組みを、応援できる施設でありたいと考えております。

<表紙の欄外の注記>
本誌は、平成29年10月の創刊以来、年2回発行しています。
第11号から誌面デザインを刷新し、表紙で市内の事業所等のご紹介を企画していきます。
国分寺市障害者自立支援協議会は、障害者自立支援法(現、障害者総合支援法)に基づき、
平成19年1月に条例設置され、平成28年10月に再編され、国分寺市障害者地域自立支援
協議会(要綱設置)として、障害のある人もない人もともに自分らしく安心して暮らせる地域づくり
の実現を目指しています。
会議は原則公開とし、市のホームページに議事録を公表します。

<特集記事の内容>

(タイトル) 障害のある方の相談を受け付けています。

(小見出し)国分寺市の相談支援事業所
令和4年度に3事業所(ラミュール相談支援事業所、相談支援事業そらにたね、相談支援事業所チェンジアップ)が新設され、国分寺市内に、計12の相談支援事業所があります。
各事業所では、相談支援専門員が相談内容をおうかがいし、ご本人のニーズを整理してサービスの利用が必要な場合には、サービス等利用計画を作成し、サービス事業者の利用調整等、必要な支援を行います。
また、市内の相談支援事業所は、自立支援協議会の相談支援事業所連絡会に所属しており、
月一度、相談支援専門員が集い、情報交換や情報共有の場を設けるほか、外部講師を招き、自己研鑽に努めるなど、相談支援専門員同士の有機的なネットワークを構築しています。
さらに、基幹相談支援センターが主催する相談支援専門員を対象とする研修会に年間を通して複数回参加し、相談支援専門員としてのスキルの向上をはかっています。
相談支援専門員も「チーム国分寺」の一員として、国分寺市内の相談支援体制の一翼を担ってまいります。

(注記)チーム国分寺とは、
国分寺市では、どこに相談に行っても適切なサービスにつながれるよう、支援関係者が連携して地域のネットワークで一人ひとりをうけとめていくことを「チーム国分寺」と呼んでいます。
令和2年度 第1回自立支援協議会全体会の記録より

(小見出し)相談支援の充実、改正障害者自立支援法の施行
「相談支援」が障害者自立支援法に位置づけられ、平成24年、2012年の4月の支給決定プロセスの見直しにより、計画相談支援の対象が原則として、障害福祉サービスを申請した障害者等へと拡大された。また、地域移行、地域定着支援の個別給付化が図られるほか、相談支援の拠点として、基幹相談支援センターを市町村が設置できることとなり、相談支援体制の強化が行われた。さらに、自立支援協議会も法律上位置づけられました。

以下、市内の12の事業所の概要を表にして紹介しています。
各事業所の指定は3種類あり、(特定)、(障害児)、(一般)の表記があります。
(特定)とは、国分寺市が指定する「特定相談支援」のことで、障害福祉サービス等利用計画を作成し、サービス利用のための手続き支援や調整を行います。
障害児とは、国分寺市が指定する「障害児相談支援」のことで、障害児支援利用計画を作成し、サービス利用のための手続き支援や調整を行います。
一般とは、東京都が指定する「一般相談支援」のことで、安心して地域生活を始める、地域生活を安定しておくるための支援をします。

事業所名、所在地、連絡先、開所び、開所時間、各指定の種類、事業紹介を掲載します。

ラミュール相談支援事業所、本多4-15-8、電話090-8949-5413、ファックス 042-325-7410、
開所は、月曜から金曜、電話受付時間は、午前9時から午後5時です。
面談は、月曜から水曜に実施します。指定は、(特定)と(障害児)。
障がいの種類にかかわらず、また障がいが重くても、地域でいきいきと暮らせるように、基本相談を大切にして、計画相談及び障がい児相談支援を丁寧に行うがモットーです。

国分寺市地域生活支援センタープラッツ、南町3-4-4、電話042-359-2440、ファックス042-328-3240、
定休日は、水曜。開所は、月曜、火曜、木曜から土曜、それと第1日曜と第3日曜、時間は、午前10時から午後7時まで。指定は、(特定)と(一般)。
精神障害の方の支援を専門とした計画相談を担当しています。障害福祉サービス利用を軸に生活全般の支援の要素について構成する計画を、利用者の方のご意向やご意思をベースに作成し、継続して見守り姿勢でかかわります。
一般相談は、広く暮らしにまつわる様々な相談に、来所しての面談や電話にて対応しています。医療、福祉、住居、所得保障、就労、人間関係等々、とくにジャンルはございませんので、気兼ねなくご相談ください。

国分寺市地域活動支援センターつばさ、泉町2-3-8 障害者センター内、電話042-321-1136、ファックス042-321-1207、
開所は、月曜から土曜、そして第に日曜と、第よん日曜、時間は、午前9時から午後7時まで。指定は、(特定)と(障害児)と(一般)。
障害の種別によらず、すべての方に開かれた相談支援を行います。計画相談では、どんな暮らしをしていきたいか、サービス利用を一緒にプランニングしながら、希望する暮らしの実現をサポートします。
一般相談では、「つながりをたがやす」ことを大切に、住み慣れた場所で安心して暮らせるよう、相談しながら地域とつながるサポートをします。

相談支援事業所 ゼフィール国分寺、東元町4-19-11、電話042-203-3569、ファックス042-203-4820、
開所は、月曜から金曜の午後2時から午後6時までですが、それ以外の時間帯での対応も可能です。指定は、(特定)、(障害児)。
障害の種別によらず、サービスの利用に関する計画を相談、作成いたします。
どんな些細なことでも構いません。お困り事やお悩みなど、お気軽にご相談ください。

ヘルパーステーションびいと、西元町3-6-14、電話042-316-8523、ファックス042-316-8553、
定休日は、水曜と日曜。開所時間は、午前9時~午後5時です。指定は、(特定)と(障害児)。
お一人おひとりの個性や特性、希望に沿った社会資源の案内や、生き生きとした豊かな毎日が過ごせるようにサポートします。

すこやか相談支援、西恋ヶ窪2-2-1、1階、電話042-323-3941、ファックス042-323-3941
開所は、月曜から金曜の午前9時から午後5時まで。指定は、(特定)と(障害児)。
利用者及び家族のご希望や困っていることをよく聞いて、必要とする支援をよく整理し、未来に向かって長期的にサービスを受けながら、安心して快適に生活できるように、障害の種別によらず、利用計画を作成し、日常の相談をしています。

相談支援コトリナ、泉町3-26-23、電話090-6566-7662、開所は、月曜と金曜の午前8時から正午まで。指定は、(特定)。
視覚障害専門の相談支援事業所です。同行援護(ガイドヘルプ)の計画だけでなく、便利な道具、視覚リハビリテーションの初歩などを体験、見学ができます。視覚障害のことなら、どうぞコトリナにご相談ください。

あいうぃ生活サポートセンター、西恋ヶ窪2-21-15、電話042-323-3841、ファックス 042-312-4303、
開所は、月曜から金曜の午前9時から午後6時まで。指定は、(特定)。
障害種別を問わず、地域で生活を営む方の支援を行います。健常者、障害者、高齢者が地域社会で共存、共栄することを目標とし、生きる苦しさを乗り越えることをサポートします。

相談支援事業 そらにたね、泉町3-37-31、電話042-328-8005、ファックス042-312-0456
開所は、火曜から土曜日の午前9時30分から午後6時30分です。
指定は、(特定)と(障害児)。
保育園と児童発達支援事業所を運営するなかで、子どもの発達について気軽に相談できる場所がほしいという声を受け、2022年に開所しました。ご本人やご家族が、ほっとできるような事業所を目指しています。障害児と身体障害者の方を対象としています。

国分寺市立こどもの発達センターつくしんぼ、戸倉3-1-1、電話042-323-7970。
開所は、月曜から金曜の午前8時30分から午後5時まで。指定は、(特定)と(障害児)。
児童(18歳未満)を対象として障害児支援利用計画等の作成をおこないます。通所先や関係機関と連携をとりながら、お子さんの発達に沿った支援が得られるようサポートしています。

国分寺市地域活動支援センター虹、戸倉4-14 福祉センター内、電話042-300-0608、
ファックス042-300-0609、開所月曜から金曜の午前9時から午後5時まで。
ご相談には、できる限り迅速に対応できるよう心がけています。ご利用者のお気持ちやご希望をじっくりとおうかがいし、より良い計画を作成させていただきます。

相談支援事業所 チェンジアップ、西町3-15-5、電話042-502-9082、ファックス042-502-0181、
開所は、火曜から土曜の午前9時から午後6時まで。指定は、(特定)と(障害児)。
2022年に開所しました。障害の種別は問わず、福祉サービスに関する相談や計画の作成を行っています。どんな変化球にも対応できるチェンジアップです。また、皆さまのお困りごとに誠実かつスピーディに対応いたします。

(小見出し)初めて、障害福祉サービスを利用するための手続きの流れ(障害者の場合)

障害福祉サービスを利用するためには、市への申請が必要です。ここでは、申請からサービス利用までの流れを説明します。
必要なサービスを正しく利用できるよう、市や特定相談支援事業所がお手伝いをします。なお、計画の作成に当たって、利用者負担はありません。

➀ 相談:市役所(障害福祉課)または相談支援事業所に相談をします。利用の対象になるか確
認を行います。

② 利用申請:利用したいサービスの支給決定を受けるために、申請書を障害福祉課、相談支
援係へ提出します。国分寺市では、基本的に利用を希望するサービス提供事業者が決まってか
らの提出となります。
サービス提供事業者を探す際は、下記の検索サイトを参照ください。

  • 「WAMNET」のサイト内の「障害福祉サービス等情報検索」
  • 「東京都障害者サービス情報」
  • 『障害福祉ガイドブック(令和4年(2022年)1月)』 国分寺市

③ サービス等利用計画の作成依頼:相談支援事業所と契約を交わし、面談の上、相談支援専門
員が「サービス等利用計画(案)」を作成します。

④ 調査:区分調査が必要でない場合は⑤へ直接進んでください
市の職員が、サービスの利用を希望するご本人やご家族等に対して、障害や生活の状況などについて聞き取り調査を行います。結果をコンピューター入力し、一次判定を行います。
障害支援区分認定調査(80項目)及び一次判定の次に、障害支援区分認定審査会を経て、障害支援区分を認定します。

障害支援区分認定審査会とは、障害保健福祉の専門家で構成されている「審査会」で、一次判定の結果と医師の意見書をもとに審査判定を行い、どれくらいサービスが必要な状態なのかを示す障害支援区分が認定されます。

障害支援区分とは、障害の特性や心身の状態に合わせて必要とされる支援の度合いを示すものです。区分1~6(6が最も高い)に分けられています。この区分を目安にして利用できるサー ビスの内容や量などが決まります。

⑤ 支給の決定:提出された計画(案)や法令に定める事項を踏まえて、市役所で支給の要否や
支給量などが決定され、支給決定通知書や受給者証がご本人、ご家族に送付されます。

受給者証とは、サービスを利用するのに必要な情報が記載されたものです。サービスを利用するときに、サービス提供事業者に提示します。有効期間が過ぎた後の再申請や支給量の変更を申請するときなどにも必要なので、大切に取り扱いましょう。

⑥ サービス担当者会議、計画作成:支給決定後、相談支援事業所は、サービス担当者会議を開催して、サービス提供事業者等と連絡調整を行います。そして、実際に利用することになる「サービス等利用計画」を作成します。

⑦ 契約:実際にサービスを利用するサービス提供事業者と契約します。

⑧ 利用開始:担当する相談支援事業所の相談支援専門員が、定期的にサービス内容が適切かどうかの検証(モニタリング)を実施し、状況に応じてサービスの見直しをはかります。

  • この相談支援の流れは一例です。個々の状況により、流れは異なる場合があります。
  • 相談支援事業所に代わり、ご本人や家族等が「セルフプラン」を作成することもできます。市役所(障害福祉課)までお問い合わせください。
  • 障害児を対象としたサービスを利用するための手続きの流れは『国分寺市あんしん相談ナビ』、または、社会福祉法人全国社会福祉協議会が出版する 『障害福祉サービスの利用について(2018年4月版)』 を参照ください。

<自立支援協議会のニュースのページ>

(小見出し)第3期の委員が委嘱されました
「国分寺市障害者地域自立支援協議会設置要綱」に基づき、第2期の委員の任期が、令和4年6月30日で満了し、新たに第3期の委員が、同年7月1日付で委嘱されました。委員の任期は、上記要綱第4条により、令和7年6月30日までの3年間となります。どうぞよろしくお願いいたします。

(小見出し)就労支援部会より:「その仕事、私たちにお任せください!」
国分寺市障害者施設お仕事ネットワークが、「お仕事別の各種料金表」を作成しました。ぜひ、お問い合わせください。問合せ先:ともしび工房内、電話:042-324-7071

<基幹相談支援センターの研修のお知らせ>
研修のお問合せ先は、基幹相談支援センター(電話:042-320-1300)までお願いします。

(小見出し)支援者向け虐待防止研修
各団体の虐待防止研修としてもご活用ください。
令和4年12月2日(金)午後6時15分~午後8時15分
ココブンジプラザ リオンホール(同時配信も予定します)
講師:山内哲也氏(リアン文京 施設長)
(仮)タイトル「虐待防止は利用者と職員を守る!」

(小見出し)ネットワーク研修Ⅲ(児童)
令和5年2月21日(火)午前10時~12時
ココブンジプラザ リオンホール
講師:笹渕真子氏(東京都教育庁都立学校教育部 健康推進課)
(仮)タイトル「性教育と性支援」

<奥付>

本誌は、国分寺市内の障害福祉サービス等の支援者に向けて記事を構成しています。
利用者と共に本誌を手に取ってご高覧いただき、利用者に必要な記事を共有ください。
直接手渡しください。
ウェブサイトにも誌面を掲載しております。ご活用ください。
今後の誌面づくりのために、ご意見、ご感想を事務局までお寄せください。

(スマフォのイラスト)
視覚障害のある方のために、誌面の本文をWordテキストでウェブサイトに掲載しております。

発行
国分寺市障害者地域自立支援協議会ニューズレター 第11号
令和4年(2022年)9月発行
発行:国分寺市障害者地域自立支援協議会
編集:国分寺市障害者地域自立支援協議会 事務局

問い合わせ先:
➀国分寺市福祉部障害福祉課
郵便番号185-8501 東京都国分寺市戸倉1-6-1
電話:042-325-0111、ファックス:042-324-6831

②国分寺市障害者基幹相談支援センター
郵便番号185-0002 東京都国分寺市東戸倉2-7-26 KOCOジャム2階
電話:042-320-1300、ファックス:042-313-8823

印刷:社会福祉法人東京コロニー
この冊子は、環境に優しい原材料を使用しています。

以上です。